ディンプラス®
フロートガラスリブの表面に施した特殊な溝にアルミホルダーを接合し、フェイスガラスを支持するガラススクリーン構法です。
リブガラスへの特殊な溝加工により、リブガラスとフェイスガラスの機械的な接合を実現した画期的なガラスファサードです。
※ 防⽕性能はありませんので、延焼の恐れのある部分に使⽤することはできません。

システム概要
フロートガラスリブの表面に溝加工を施し、アルミホルダーを溝加工部に機械的に接合し、フェイスガラスを支持するガラスファサードです。(特許登録済み)
従来のガラススクリーン構法のような構造シールによる接着構法とは異なり、ビルの中高層階にもご使用いただけます。

正面

断面
タイプ フェイスとリブの接合方法
フェイスガラスとリブガラスは、下表の接合方法でご希望に合わせて強度検討を行います。

全辺支持型

上下フリー型

外部部分支持型
支持部品
構造シールの接着による構法とは異なるため、ビルの中高層階にもご使用いただけます。溝加工によるガラスとアルミホルダーの接合強度は非常に大きく、従来の構造シールの数倍の強度を有しています。

溝加工部詳細(単板)

溝加工部詳細(合わせ)

支持断面
ガラス
- 単板
- FL19
- 合わせ
- FL12+FL12、FL15+FL15、FL19+FL19
ガラス構成は、設計条件、ガラスサイズに応じて構造計算やFEM(有限要素法)解析により決定します。
● 溝加工可能寸法
最小:200 × 300(溝加工辺)mm
最大:1500 × 8000(溝加工辺)mm
※上記寸法を超える場合は、ご相談ください。
- 単板
- FL、HS、PT+飛散防止フィルム
- 合わせ
- FL+FL、HS+HS、PT+PT
- 複層
- FL+A12+FL、FL(Low-E)+A12+FL、HS+A12+HS、HS(Low-E)+A12+HS
ガラス構成は、設計風圧、ガラスサイズ、接合方法に応じて、構造計算やFEM(有限要素法)解析により決定します。
フロートガラスは、設計条件によっては使用可能です。また、フロートガラスおよび倍強度ガラスの場合も必要に応じて飛散防止フィルムを使用します。
フェイスガラスに複層ガラスを用いる場合、アルミ押縁の寸法は若干大きくなります。
ガラスとアルミの複合システム商品として、弊社が責任施工体制をとるカーテンウォールとしてご検討ください。

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